2021/02/12 15:27
下記は例です。文章に画像を交えてご自由にお書きください。
また1枚目に挿入する画像は、アイキャッチと別の画像をお願いします。
ワイン好きの方がよくする仕草。ワインやウイスキーの入ったグラスを、手慣れた感じでくるくる回す仕草を見かけたことはありませんか!?
「スワリング」はグラスに注いだお酒を空気に触れさせることでお酒の香りを立たせる仕草です。
山中漆器のろくろの技術を活かし、可愛らしいデザインのカップが新登場!
欅の木を厚くくり抜き、木の重さで起き上がる構造にし、底が丸くなっているので、しばらくの間ゆらゆらと揺れるデザインになっています。
デザートカップなどにも使えます。
コーヒーを入れてちょっと一息。
山中漆器の産地で手塗りの職人は約10人、そのうち叢雲塗ができる人は1人。このままいくと木地師、手塗りの職人、叢雲塗ができる人はいなくなってしまうのです。
現在、山中を中心にお仕事をお願いしている職人も高齢化しており、若き作り手が不足しています。
この叢雲塗から生み出される、和ろうそくの煤(すす)の揺らめく表情は魅力的で使う人の心を癒す貴重な塗り方である思います。一つ一つ異なる模様になり、山中漆器の貴重な技術でもあると思っています。
私は、このままでは漆の価値や手塗りの仕事がなくなってしまうのではないかという危機感を感じ、木地、下地、上塗りと叢雲塗の技術をいかした品物をつくりたいと思い、叢雲塗での商品開発も実施しています。
この技術を未来に繋ぐためには、若い人達にもどんどん関心を持って学んで頂く必要があります。
以前から、私は京都と山中で習った技術を生かしたいという想いが強く、最近では自分でも変わり塗をしたり、変わった技術に挑戦しています。
私は、何としても、この叢雲塗の技術を未来に繋げていきたいと考えています。